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リモートワークをスイッチに使う

Webディレクター解体アドベントカレンダー19日目の記事です。昨日までで最初に立てた目次の内容については一通り書いたので、今日からはWebディレクターの仕事に関係していたり関係していなかったりする雑談で25日まで埋めていきます。今日はすっかりお馴染みになったリモートワークについてです。

私は去年の8月に福岡に引っ越してきて、リモートで仕事をしています。元々は3年くらい前、新しい働き方に挑戦したいと思って週に1日家から働くという試みを始めたのがきっかけでした。

ディレクターというのは仕事の内容が多岐に渡るし、担当しているサービスがあるとその対応で手一杯になってしまい、なかなか新しいことを考えたり挑戦したりしづらくなってしまうという課題を感じていました。サービスの方向性を決めるべき立場の人間がそれじゃだめだと思い、何か良い方法がないかと思って取り入れたのが週1回のリモートワークです。

会社に出勤している時は普段の定常業務を中心にやり、週1日のリモートワークの日は家やコワーキングスペースなどに通って新しいことを考える時間にあてる。そうしてメリハリをつけようとしたわけです。この試みを半年くらいやってみて、目論見通りそこから新しい事業のアイデアが生まれ、その後実際のリリースにまで漕ぎ着けることができました。環境を変えることで気持ちも切り替わり、良いスイッチを手に入れたと思いました。

それから家庭の事情もあって福岡に引っ越すことになり、本格的なリモートワークが始まりました。何も工夫しなければずっと家の中で過ごすことになるので、ここでも環境を変えることで思考もスイッチするという手法を取り入れることにしました。去年の段階ではまだコロナも流行っていなかったので、毎月出張の予定を入れ、切り替えのスイッチにしたのです。

当時開発チームは京都で働いている人が多くて、クライアントは東京にいました。そこで毎月1回京都に出張して開発チームとのコミュニケーションの機会にあて、もう1回は東京に出張してクライアントと一緒に会議をしたりブレストしたりユーザーインタビューをしたりというインプットの機会にあてました。これがすごく良くて、隔週で新しい刺激をもらって福岡に帰ってきて、1人家に籠っていろんなことを考え、また2週後に次の刺激をもらいに行くという循環が回るようになったのです。これは良い仕組みだ、良いスイッチを手に入れたと思いました。

だけど皆さんご存知の通り、今年の新型コロナウィルス感染症の流行によって、出張自体がなくなってしまいました。切り替えのスイッチを失って今に至ります。この流行が落ち着いたら、また以前のようにスイッチをパチパチ切り替えながら仕事をしていきたい。そう思うものの、なかなか出口は見えません。

仕方がないので、もっと潜って内省の時期だと割り切ることにしました。もう少し長いスパンで考えて、今しばらくは自分を見つめる時期なんだと。こうして毎日記事を書いたり、長々と自分語りを続けているのもそうした活動の一貫です。

世の中の流れに合わせながらも、それをうまく自分のモードを切り替えるスイッチに使う。そんな柔軟さを大事にしていきたいと思います。

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