一人称マネジメント

Webディレクター解体アドベントカレンダー18日目の記事です。25日間あるアドベントカレンダーの内、元々用意していた目次は今日まで。初日に書いたWebディレクターのスキルツリーの各ブロックごとにそれぞれ1つずつかいつまんで、ここまで17日間書いてきました。今日は最後のブロック、マネジメントについてです。

マネジメント。この遠大なテーマについて何か語るのもおこがましいのですが、普段自分がチームをマネジメントする時、特に評価や目標設定をする時に1つ気をつけていることがあります。

それは、一人称で伝えるということです。開発チームのメンバーや自分の部下に対して何かを伝える時に、なるべく一人称で伝えることを心がけています。

例えば仕事をお願いする時や、評価をする時、目標設定する時に相手と一対一で話す機会があると思います。日常の仕事の中でも、特にそういう時です。

私は貴方のここを評価していますとか、私は貴方にこれをやって欲しいと思っていますとか、私は貴方にこういうことを期待していますとか。自分を主語にして、一人称で話すわけです。

周囲がこう評価しているとか、他のメンバーと比べて相対的にどうだったとか、まあ評価ってバランス取らないといけないから基準が他者に左右されることもあります。組織全体のバランスで相手がそんなに得意じゃない仕事や好きじゃない仕事を依頼しないといけない時もあります。自分の意思よりも、組織の要請が大きいことなんてよくあります。それは仕方がないことです。会社から期待されていることもあるし、それを伝えないといけないこともある。中間管理職ですからね。

それでも、たった一つでも私が貴方をどう思っているか。それをきちんと伝えることが、私はマネジメントにおいて何より大事なんじゃないかと思うのです。所詮中間管理職だし会社の歯車の1つに過ぎないわけですが、一応心があるわけです。その心を伝えないんだったら、何のために間に挟まってるのでしょうか。右から左に受け流す伝言係に、何の意味があるのでしょうか。

間に挟まるものの叙事として、せめてものささやかな抵抗として、自らの意思を持ちたい。自分の裁量を発揮して、自分の意思で自分の言葉で人と接したい。そう思っています。

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