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油山

今朝は山へ行った。家から1キロほど走ると梅林緑道というトレイルヘッドに着く。ここから油山北側の稜線を登っていく。

油山は福岡市民にとって、最も馴染み深い山だ。幼少期を南区で過ごした僕にとっても、山といえば油山だった。小学校の遠足やボーイスカウトのキャンプで、何度となく訪れた山。

標高は597メートルと低い里山だけど、東には片縄山、西には荒平山が両脇を固め、北側稜線のこぶにはそれぞれ片江山、妙見山と名がついている。今日は北側稜線の入り口から、片江山を経て妙見山頂まで登った。

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空は雲ひとつない快晴。家を出た時はきりりと冷えた空気が肌寒かったけど、登っていくうちに体が熱くなって稜線を吹く風が心地良い。今朝は時間がなかったので、油山の山頂まで行かず妙見で折り返す。帰りはずっと下り。朝日に照らされた稜線を気持ちよく走って降りる。

登りはきつい。息が切れてはあはあ言いながら重力に逆らって足を一歩ずつ上へ上げ続ける運動だ。下りは全然違う。うねうねと曲がりくねった細い山道をびゅんびゅん飛ばしながら走る。ジェットコースターのような疾走感の中で、感覚を研ぎ澄まして瞬時に進むルートと足を置く場所を判断し続ける。忍耐の登りと集中力の下り。そういう変化があるから、舗装路よりも山道を走る方が楽しい。

帰りは妙見鼻の分岐を西に折れ、徳栄寺の境内まで一気に降りた。