朝のランニング

今週は出張がない。ミーティングも、いつもの定例があるだけで普段から比べたらずっと少ない。リリースまであと1ヶ月を切ったものの今週はなぜか時間がたっぷりあり、黙々と自分の作業をこなしている。

今朝は久しぶりに走った。先週は東京出張があったり、なんだかんだと疲弊して週末は引きこもっていた。そういう流れは引きずるもので、今週に入ってからも朝起きれずにぐずぐずと布団の中でスマホを弄っていた。

今朝目が覚めると、8時を知らせるエーデルワイスの音楽が町内放送で流れていた。走るには遅い時間だ。それでも急いで着替えて家を出ればまだ間に合う。意を決して飛び起きた。今日は気温も高めで半袖半ズボンでも寒くない。時間がないので少し短めの9kmのコースにした。

久しぶりだったおかげで脚は軽く、途中キロ4分30秒くらいまでペースを上げた。早良街道を南下し、室見川と合流したところで川沿いの道を北に返す。左手に飯盛山、右手に油山を見ながら川沿いを気持ちよく走った。

ただここ最近の走り込み不足のせいか、後半は徐々に心肺がきつくなって失速。あーもうきついなーと思い始めた残り2km弱、左手に開店前のドラッグストアに並ぶ長蛇の列が見えた。時間は9時過ぎくらい。開店の10時までまだ50分くらいある。マスクだかトイレットペーパーだか知らないが、こんなたいしてコロナも流行ってないような地方都市でもこれかと暗い気持ちになった。

デマに踊らされてトイレットペーパー買い占めるくらいなら、ケツを手で拭いて指舐めてた方がまだましだ。そう思いながら走り去った。