我が家にはハイボール無限生成システムがある。もちろん有限ではあるのだが、ほぼ無限に飲み続けられることからそう呼んでいる。炭酸水メーカーと、4リットルの角ペットボトルにワンプッシュで一杯分のウィスキーを射出する一押くんの組み合わせだ。
炭酸水メーカーはこれまでSodastreamのGenesisというモデルを使っていた。もう5年以上前、京都のActusで売っているのを見つけて買ったのだ。予備のシリンダーも2本追加購入して、シリンダーの交換タイミングでも途絶えることなく炭酸水を生成できるように万全の体制を敷いていた。
いつでもどんなときでも飲みたいだけハイボールが飲めるこのシステムは、私にとっては生命線であり命の源そのものだ。これまで何の不自由も感じていなかったが、より高く、より遠く、より強い炭酸を求めて一歩踏み出すことにした。ガスを注入したその時だけでなく、永遠に激しい泡を放ち続ける炭酸ガスの溶解量を求めて。
そして購入した新型機が今日届いた。左の黒いやつ。Drinkmateのマグナムグランド。水以外にも様々な液体に炭酸を注入できるという代物。もちろん、注入する対象はいつも水。他の液体に注入する必要などない。しかし粘度のある液体に炭酸ガスを注入できるほどのそのパワーは、もちろん水に対しても有効だ。これまで使っていたSodastreamのやつ(写真中央)と比べても、明らかに炭酸の持ちがいい。最初のパンチ力にそこまでの違いはない。それでも、ハイボールを作って飲み続けた時の持続力が全然違うのだ。
しかもこのマグナムグランド、使用できるシリンダーがまたすごい。その名もマグナムシリンダー。通常のシリンダーが60リットルなのに対して、こいつは1本で142リットル。1リットルあたりのランニングコストが安く、何よりシリンダー交換や注文の手間が半分以下になるのが最高だ。
我が家の無限ハイボールシステムがまた一歩無限の領域に近づいた。負けないよう日々消費していきたい。