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思いついた5つの格言

Webディレクター解体アドベントカレンダー21日目の記事です。今日は箸休め回です。今さっき思いついた格言とその蛇足を5個書きます。

1. 水は低きに流れ、情報は狭きに流れる

情報って放っておくと絶対閉じる方向に向かいますよね。だから日々気が抜けない。すぐ閉じようとするんだから。意識してオープンに持っていかないと、油断ができないんですよ。プライベートチャンネルとかDMの方が話しやすいしね。グループウェアも閲覧権限絞っておいた方が書きやすいよね。どっかからツッコミ飛んできたら嫌だしね。でも勇気を持って公開しないと風通しの悪い組織になってしまう。ユーザー向けの情報だってそうです。情報を公開すればするほど炎上リスクが高まるから、ついつい最小限の事務連絡になってしまうんですよね。事実だけ伝える告知文とかね。でもちゃんと背景を説明して、想いを込めないと伝わらないですよ。だから意識して、なるべく多めに広めに公開していきましょう。

2. リニューアル炎上、防ぐ事前公開

今年もリニューアルして炎上したサービスが後を断ちませんでした。いつも思うんですけど、絶対事前に画面とか公開して意図をちゃんと説明した方がいいですよ。それしないケース多いですよね。なんでだろうね。先に画面のイメージ公開してこうなりますって発表しておけば、その段階で炎上できるんですよ。そしたら実際にリリースして炎上するより良いじゃないですか。切り戻さなくてもいいんだから。先に画面見せて、ここがこうなります、こういう意図です、ご意見くださいってお願いしたら、沢山フィードバックもらえるんですよ。だからリニューアルする時は事前に公開した方がいいと思います。

3. ペルソナは幻想、ユーザーは現実

サービス開発でよくペルソナ作りましょうって説く本あるんですけど、個人的にペルソナあんまり好きじゃないんですよね。やっぱりどこかユーザーのことなんて理解できない、理解できたと思うのはおこがましいっていう考えがあって。なんか20代女性で事務職のOLで都内のワンルームのマンションで猫を買っててみたいなの、失礼じゃないですか。人間そう簡単に分類できるほどシンプルにできていないっていうか、もっと複雑で理解したくてもできないものだと思うんですよね。だからいつもペルソナを作るんじゃなくて、実際のユーザーさんに会って、開発チームで会話するときはそのユーザーさんの名前を呼ばせてもらっています。この前のインタビューで田中さんがこう言ってたからこうしよう、みたいに。作り上げられたペルソナのA子よりも、現実の田中さんの話をしましょうよ。

4. 小さなことから、コツコツと

ディレクターって偉そうですよね。エンジニアやデザイナーのような、専門性が高くてその道をずっと極め続けている職人に対して、ああしろこうしろって指図するんですから。何様やねんと。わけわからん素人がギャーギャー指図してくるの地獄だしね。だからチームメンバーから信頼を得られるかどうかというのが死活問題です。だけど信頼って、一朝一夕に得られるものじゃない。信頼貯金っていう言葉がありますけど、コツコツちょっとずつ貯めていくものです。しかも結構減るしね。無茶な依頼した時とか、的外れなことを言った時とか、ゴッソリ減る。日々まじめにコツコツとチームのために頑張らないとすぐに破産ですよ。世知辛い世の中だね。でも仕方ない。コツコツがんばろう。

5. 立ち合いは強くあたって、あとは流れで

サービス開発の工程の中で、一番ディレクターの頑張りが成果に反映されるのって序盤なんですよ。一番最初の企画の部分。次に設計の部分で、その次が開発中の細かな判断で、最後がリリース前の確認とか調整。もちろん最後の確認や調整だって頑張れば品質上がりますよ。でも品質が良くはなるけど、需要がないものがあるものに変わるわけじゃない。作るものがちゃんとユーザーに使われるかどうかの一番大きなターニングポイントは、やっぱり工程の最初の方にあるんですよ。だからディレクターっていうのは、一番最初に一番頑張るべきなんです。わかりますよ、一番最初のまだプロジェクトが始まる前は孤独だからね。テンションあげにくい。チームメンバーが集まって、開発が始まって、徐々にエンジンがかかってリリース前にピークを迎えるんですよ、開発チームのテンションってやつは。そんな中で1人、一番最初のみんながしらけてる時に頑張らないといけないわけだから、大変だよね。だけども歯を食いしばって、立ち合いは強く当たりましょう。

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