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リモートワークを始めて1年

去年の8月20日から自宅で働き始めて1年が経った。引越しの日に作業用机の脚が折れてしまって、小さなミシン台を妻と分け合って仕事していたのがちょうど1年前

新しい仕事用の机を買い、キーボードを買い替えたり、オーディオインターフェイスとスピーカーを買ったりと、自分の作業環境を少しずつアップグレードしていった。今年に入って新型コロナウィルスが流行し始めた時には、すっかりリモートワークの環境が整っていた。

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もちろん、世界がこうなることを予期して準備していたわけではない。それでも、こういう働き方が珍しくなくなる日は遠からず訪れるだろうと思っていた。インターネットの会社で働いてるのだから尚更。思っていたよりもずっと近かったけど。

福岡の街は予想に反してとても気に入っている。いじめられっ子だった学生時代を過ごした街。高校を卒業して上京する時はもう二度と戻ってくるかと思っていたのに、わからないものだ。特に野芥がこんなにいいところだなんて思いもしなかった。

それでも、いつか福岡に飽きたらまた、どこか違う街へ引っ越そうかなと思っている。次は2,000mを超える山があるところがいいな。

初盆

父が死んで初めてのお盆、休みをとってお墓参りに行った。市街地が見渡せる見晴らしのいい丘の上にある父のお墓。母の車で向かった霊園に続く道は、お盆で混み合って帰りの道がひどい渋滞だった。これは霊園から一般道に出るまで何時間かかるんだろうね、なんて話しながら霊園へ続く道を登った。

父の墓石には遊歩大空位という空海の言葉が刻んである。意味はわからない。お墓の周りを掃除して、黒霧島を供えて、手を合わせた。

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途中で従兄弟のコーヒー屋に寄って、実家に父を連れて帰ってきた。母と妹とお酒を飲むといつも、妹へのダメ出し会になる。今日は妹の若い彼氏が酒の肴だった。父よ、一発殴る役はまかせてくれ。

サンダルで走る

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私の趣味はランニングで、特に山を走るのが好きです。

元々は運動がとにかく苦手で、ランニングはもちろん他のスポーツもやってなかったのですが、6年前に友人が家に遊びにきた時に履いていたサンダルがきっかけで走りはじめました。

それがルナサンダルっていう、アメリカ人がシアトルで作ってるサンダルです。「何そのサンダル、かっこいいね」って言ったら、とりあえずこの本を読めって後日「BORN TO RUN」という本が送られてきました。人類、つまりホモサピエンスは走ることに特化して進化したっていう主張の本なんですけど、見事にはまってしまって、本を読み終わってすぐに当時新風館にあったアウトドア系のお店に会社の昼休みに行ってサンダル買って走り始めました。

それからずっと、普段はサンダルで走っています。冬はさすがに足が霜焼けしそうなので靴を履くのと、レースに出る時はガツガツ下りを攻めるために専用の靴を履くんですけど、暖かくなったら普段はだいたいサンダルです。

サンダルで走ることの何がいいかと言うと、まず気持ちがいい。ソールの厚さが11mmで、ペラペラなので足裏の感覚がダイレクトに伝わるんです。草の上と土の上とアスファルトの上とで足裏に伝わる感触が全然違って、大地を触ってる感触がある。それがまず楽しいんです。

後はやっぱり、人間の体が持つ本来の構造を使って走れる、ということです。よくサンダルで走っていると言うと「怪我しないの」って聞かれるんですけど、実は大きな怪我はしにくいんですね。小さい怪我、例えば山を走ってて石に爪先ぶつけて痛いとか、滑って転んで擦りむいたりとか、そういうのはあるんですけど、膝を痛めたりとかそういう大きな怪我は逆にしにくくなります。

なんでかって言うと、怪我しないようなフォームでしか走れないからです。ぺらぺらのゴム1枚で走ってるようなものなので、例えば踵から着地するとか、体に無理が生じるようなフォームで走ると痛いんですね。だから自然と体に負担がかからないような走り方になります。

他にも、足の指が自由に動いて地面をつかもうとするのが楽しいとか、山を走ってて暑くなったらそのまま沢にじゃぶんと入ってクールダウンできるとか、良いことがたくさんあります。開放感があって気持ちいいし、自然と一体になれる感覚と、自分の足とサンダルだけでどこまでも行けるっていう真の自由が手に入ります。

みなさんもぜひ、この夏はサンダルで山を走ってみてはいかがでしょうか。でもその前にかならず、BORN TO RUNを読んでからにしてください。この宗教に入門するための経典です。

飛行機

京都に住んでいた頃は東京出張に新幹線を使っていたけど、移動は嫌いじゃなかった。2時間半の乗車時間、インターネットの繋がりにくい環境だから集中して本を読んだり仕事をしたりゲームをしたり、眠い時はずっと寝てたり、好きに使えるのが良かった。新幹線は本数も多くて、予約していた列車に乗り遅れてもすぐ次のが来るから、発車のギリギリまで時間が使える。着いたらまたすぐJRに乗り換えて移動できる。乗った後は自由に車内を行き来でき、車内販売でものを買ったり、窓際の席ならコンセントもあるから充電もできる。出張繰り返してるとすぐポイントがたまるから、たまにグリーン車にも乗れた。

福岡に引っ越してからは東京出張が飛行機になった。けど最初は、あまり好きになれなかった。出発の30分くらい前には手荷物検査場を通過してなきゃいけないし、検査場も混んでる時は時間がかかるからさらに余裕をもっておかなきゃいけない。好きな時にぱっと行ってぱっと乗るみたいな自由がない。乗ってからも離陸するとしばらく動けないし、だいたい満席だから移動するには隣の人にどいてもらわないとトイレも行けない。飲み物は出てくるけど自分で買いに行けないとか、とにかく自由が少ないのが嫌だった。

だけど、最近だんだん飛行機が好きになってきている。

早めに行かなきゃ行けない空港も、逆にコーヒー飲んでゆったりする余裕が心地よくなってきた。福岡空港なら北側はドトール、南側はスタバがあるし、羽田は手荷物検査場を抜けたところに南北共にカードラウンジがある。そういうことを覚えてから、空港の楽しみ方がわかってきた。

機内も、最近はコロナの影響でいつも空いてて快適だ。今日はよく晴れていて、午前中のフライトだったから景色が良くてたまに窓の外から眺めていた。窓の外に瀬戸内海の島々が見えたり、三重県の端っこのギザギザの海岸が見えたり、高度が下がり始めて房総半島の先っぽが見え始めたと思ったら木更津の工業地帯が見えてきてだんだん東京が近づいてくるのが実感できたりした。

まあ出張に行くとどっと疲れるんだけど、移動時間にも何かしら楽しみを見出していかないともったいないなと思って、最近は飛行機のよいところを探している。

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アポロ計画

リモートワークをしていると、家から一歩も出ないということが珍しくない。朝走らなかった日は高確率でそうなる。なので、お昼は妻の買い物に付き合って一緒に外へ出ることにしている。はてなのお昼休みは13時から1時間。お昼ご飯を食べ終わっても30分以上時間があるので、近所の生鮮食品店に野菜や果物、お肉やお刺身を買いに行く。

今日は食材がだいたい家にあるということで、散歩がてらいつもとは違う方角のコンビニまで行った。いつもと違う方角とは言え、歩いて5〜10分くらいの近所。いつもの道を取り止めもない会話をしながら歩く。

途中、道路の反対側に千鳥饅頭の千鳥屋があることに気づいた。こんなところに千鳥屋あったっけと妻に言うと、今更何言ってるの何度も通ったでしょと呆れられた。よく見ると店頭のポスターに「アポロ」の文字が。

これは見逃せないと思って吸い寄せられるように入店した。福岡では有名な老舗のお菓子屋さんだけど、駅でお土産に買うことはあっても店舗に入ったことなんて一度もない。入店するなり、お茶とチロリアンを勧められてそのままテーブルでお茶をいただいた。チロリアンなんて食べたの何十年ぶりだろう。妻が小声で「これってコロンだよね」なんて失礼極まりないことを言う。

お茶とお菓子をいただいたのに手ぶらで帰るのもあれだからと、いくつかお菓子を買って店を出た。夕食後にその1つ、アポロ計画を食べた。少しビターなチョコレートが練り込まれた生地に、いちご味の餡が詰まったどら焼きだった。おいしかったけど、明治が持ってるであろう商標とかは大丈夫なんだろうか。

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エリミネーションチェンバー

WWEのPPV、エリミネーションチェンバーを見た。コロナのせいでJリーグも新日本プロレスも試合がなく、スポーツに飢えている。プロレスは正確に言うと、いやWWE風に言うとスポーツエンターテイメントだけど、おっさんが酒を片手に見るものという意味では等しくスポーツだ。

エリミネーションチェンバーはレッスルマニア前最後のPPV。今年はロイヤルランブルでマッキンタイアが勝って早々にレスナーへの挑戦を表明したし、サウジ公演でゴールドバーグがワイアットに勝って早々にローマンレインズの挑戦が決まった。だから今回はそういったトップの面々が出てこない。

でも、意外とこういうこじんまりしたPPVの方が面白いってこと結構ある。第一試合がダニエルブライアンとパワポおじさんで、誰がこれ興味あるんだと思ったけど流石YESおじさんという、がっちり手の合った好試合だった。続くアンドラーデとウンベルトもメキシコのハイフライヤー同士の対決で魅せる技の応酬が楽しい。

まったく期待してなかったSDタッグのエミリネーションチェンバー戦も、ルチャハウスパーティーとヘビーマシーナリーという脇役達が大いに盛り上げたし、AJとアリスターブラックもアンダーテーカーの登場タイミングが完璧だった。中邑真輔のハンディキャップマッチもどうせストローマンの怪物ぶりを見せつけられて終わると思いきや、サミ初戴冠というサプライズもあったし、セザーロとの小悪党トリオが板についてきてて楽しかった。

と、セミまでは大満足だった。メインイベントは女子のエリミネーションチェンバー戦。レッスルマニアでベッキーリンチに挑むシェイナを格上げするためだけのスカッシュマッチだった。ナタリアとASUKAというWWE女子部門の誇る2大介護人がいて、仲間割れした元ルービーライオットの3人という因縁もあり、そこにどうシェイナのロードトゥレッスルマニアを絡ませるんだろうと楽しみにしてたのに。ただワンパターンの何とかクラッチで秒殺しつづけるだけの大凡戦だった。

まあ、メイン以外は大いに楽しめたからいいけど。せっかくのレッスルマニアも女子はあまり期待できないカードが揃っちゃったな。試合内容は望み薄だから、何かしらのサプライズが用意されてると信じたい。ロンダの電撃復帰とかどうだろうか。

週末

週末、土曜日は朝から書類仕事。役所の手続きとか書類集めたりするのがとにかく苦手で、ずっと腰が重く放置していた父の相続手続き。ついに母から妻にLINEで催促が行くようになり、流石にこれはまずいと書類を作った。とにかく専門用語のオンパレードで発狂しそうになる。一つずつGoogleさんに聞いて調べながら何とか書類を作り終えた。インターネットがない時代はこれどうやってたんだろう。午後は会社の仕事をして、夕方から所属しているNPO法人の打ち合わせにリモートで参加した。休みなのによくがんばったと、終わってからドラクエビルダーズ2やりながらしこたま酒を飲んだ。

日曜は気分転換に出かけることにした。先月から月に1回僕が料理を作る制度が生まれ、今日がその日だったので材料を買いに天神へ。hitodeくんがブログで紹介していたスパイスカレーの本を買ったので、それを見ながらカレーを作ることにした。コリアンダー、クミン、ターメリック、カイエンペッパー。使ったことはもちろん聞いたこともないような粉末を揃える。そしてビックカメラで妻がフライパンを買ってくれた。妻が使っているのは鉄のやつで温めてからじゃないと焦げ付くとか洗い方が違うとかで難しいらしい。サーモスのなんかコーティングされてるいいやつを買ってもらった。

よっしゃがんばってカレー作るぞと思って帰りにパルコの新館に寄ったら、めちゃくちゃいいロンTを見つけたので即買った。こちらも無事ローンチしたい。

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